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片面取り
ミニチュア製作をするうえで、自分で複製を作ることが出来ると、作業能率も格段にアップしますし、作品の品質も安定します。個人で複製品を作る場合、模型用のシリコーンゴムを雌型に使う方法が一般的です。ここでは、そのシリコーンゴムを使った型取りのなかで、基本的な「片面取り」を紹介します。
作例
樹脂粘土▼
チューリップ
カラー
お団子
焼きギョウザ
オーブン粘土▼
マーブル模様
網の目模様
材料
透明素材
道具
基本の道具
口金でクリーム
シートで葉型
基本
樹脂粘土▼
混色と保存
オーブン粘土▼
取り扱い方
焼き方
焼成温度の比較
混色について
ミルフィオリ
複製方法▼
片面取り基本
片面取り応用
両面取り
参考資料
内容

原型をアクリル板や塩ビ板、プラ板等に接着します。この時、原型と板の接着面に隙間があったら、パテなどで綺麗に埋めます。また、原型にシリコーンバリヤーを塗ると、シリコーン型を外す時に綺麗に出来ます。※大抵の原型に使う素材は、シリコーンゴムがくっつかないので、シリコーンバリヤーの使用は必ずしも必要ではありません。

アクリル板や塩ビ板、プラ板等で作った枠で原型を囲みます。ガムテープを使うと枠板の再利用が容易です。原型と枠の間隔は1cmくらいが適当です。
枠の回りを油粘土で囲んで、シリコーンゴムが流れ出ないようにします。枠には、作る型の厚さ(原型の厚さ+1cm)のところに、目印をつけておきます。出来るだけ気泡が入らないように、シリコーンゴムが糸状になるように、流し込みます。※最初に筆等を使って、原型に薄くシリコーンゴムを塗っておくと、型の表面には気泡が出来にくくなります。

シリコーンゴムの硬化後、枠と原型を取り除いて、シリコーン型の完成です。一般的な模型用のシリコーンゴムは、半日くらいで硬化しますが、硬化時間は、同じ製品でも気温や硬化剤の量で変化します。枠からはみ出した部分をカットします。

シリコーン型に樹脂粘土を詰めて、乾燥・硬化を待ちます。作品の厚さで所要日数は違ってきます。ごく薄いものでは、1日で型から外せます。今回作った寿司桶の場合は、コスモス(樹脂粘土)を使って、3日ほどかかりました。型から取り外したら、必要に応じて仕上げをしてください。※型にベビーパウダーを適量塗っておくと、型離れがいいです。※レジンキャストなどの液体状の樹脂で成型する時は、離型剤を塗ってください。
左は、模型用シリコーンゴムと硬化剤です。通常、その混合比率は、シリコーンゴム100gに対して硬化剤1gです。硬化剤のビンに、目安になる目盛りを書いておくと便利です。(今回使用したものは、1g単位の目盛り付きでした)また、健康のためにも、作業中は、防毒マスクをつけましょう。手荒れの気になる方はハンドクリームやゴム手袋を使ってください。他に計量カップ、秤、ヘラが必要です。また、衣服についたシリコーンゴムは取れませんので、服装もそれなりにしてくださいね。